車内で灯油をこぼした時の対処方

冬季になれば灯油を運ぶ機会も多くなります。
実は車内で運ぶ際に転倒してしまい灯油をこぼしてしまうケースはよくあります。
こんな経験ありませんか?
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灯油缶が倒れて車内に灯油が漏れた!
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キャップが緩んでいて灯油が少しずつ漏れていた!
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給油時に少量の灯油が缶の外に付着してしまった!
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急ブレーキで灯油がこぼれた
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シートに灯油が染み込んで手遅れに…
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灯油缶を積み下ろすときにこぼしてしまった!
灯油の臭いが車内から落ちないのは?
灯油の臭いが車内から取れないのは、揮発性の高い成分が空気中や車内の素材に染み込みやすく、密閉された空間で臭いがこもるためです。
また、トランクルームや、室内座席したでこぼれた場合は素材の下(鉄板側)フロアまで浸透してしまう場合は、揮発が良いはずなので、何カ月も乾かず臭いが出続けます。
さらに、日光や暖房で臭いが再び強まることもあります。適切な掃除をしないと悪化する場合もあるため、専用の洗浄や脱臭が必要です。

灯油の臭いが洗浄したのになぜ取れない?
灯油の成分が揮発性で広がりやすい
灯油には揮発性の高い炭化水素が含まれており、こぼれると液体が蒸発して臭い成分が空気中に広がります。この蒸発した成分が車内全体に行き渡り、臭いがしつこく残ります。
車内の素材が臭いを吸着しやすい
車内の布製シート、マット、天井材などは、灯油の液体や蒸発した臭い成分を吸着しやすい性質を持っています。一度吸着されると、表面を掃除しても内部に染み込んだ臭いが残り続けます。
密閉された空間で臭いがこもる
車内は密閉性が高いため、一度臭いが発生すると空気の循環が悪く、臭いがこもりやすいです。特に寒い季節は窓を開ける機会が少なく、換気が十分に行われないことで臭いが強く感じられます。
灯油の自己処理で悪化することも!
不完全な掃除が逆効果になることも
灯油を水拭きや中途半端なクリーナーで拭き取ろうとすると、汚れが広がり、臭い成分がより広範囲に染み渡ることがあります。適切な方法で処理しないと、逆に臭いが強まる場合も。

こぼれた灯油をすぐに拭き取る
布やペーパータオルを使って、灯油をできるだけ早く吸い取ります。乾いた布ではなく、少し湿らせた布を使うと吸収が効率的です。広がらないように押し拭きするのがポイントです。
中性洗剤で洗浄する
灯油が染み込んだ部分に中性洗剤を少量薄めた水を使い、柔らかい布で軽く叩きながら汚れを落とします。強く擦ると広がる可能性があるため、丁寧に行いましょう。
換気を徹底する
全ての窓やドアを開けて換気を行い、車内にこもった揮発性の臭い成分をできるだけ外に逃がします。扇風機や車の送風を使うとさらに効果的です。
消臭剤や重曹を使う
灯油の臭いを吸着するために、活性炭や重曹をこぼれた部分に置いておくと効果的です。また、消臭スプレーを併用することで、臭いを一時的に軽減できます。
これらの対処を行った後でも臭いが取れない場合は、専門のクリーニングサービスに相談することをおすすめします。
灯油の消臭クリーニング方法

灯油の消臭やクリーニングを他店で断られたり、臭いが残ったり、消臭剤を使ってさらに悪化した場合、原因が残っている限り臭いを簡単に消すことはできません。
ピカらくでは、ベテランスタッフが実際に臭いを嗅ぎ分け、灯油臭の場所を特定し、必要であれば分解して消臭クリーニングを行い、お客様のお悩みを解決します。
【リンサークリーナー】
専用機械であるカーペットリンサーを使い、水を吐き出しながら同時に吸い上げる方法で、シートやカーペットに染み込んだ灯油をしっかりとクリーニングします。これにより、表面だけでなく内部に残った汚れや臭いも効果的に除去できます。
【高温スチーマー】
高温のスチームが汚れを浮かせ、シートやカーペットの深部まで浸透した灯油を効果的に分解。
【オゾン脱臭機】
オゾン脱臭機を使用して車内の臭いを徹底的に除去します。
オゾンの強力な酸化作用が、臭いの元となる原因物質を分解し、シートや隙間に残った臭いを根本から取り除きます。
これにより、車内を快適で無臭な空間に戻すことが可能です。
人体に安全なレベルのオゾンになりますので安心です。
【ケミカル剤】
専用の薬剤を用いり臭いを根本的に分解します。
これにより臭いが大幅に軽減されます。
【揮発剤】
専用の薬剤を用いり油分を分解、乳化させることができます、灯油はアブラですから分解して取り除くことができます。
【分解】
灯油がこぼれた場所や量により浸透具合が変わります。表層だけでなく内部まで浸透してしまった場合は、断熱材、樹脂材までに灯油が浸入すると分解しなければ消臭することはできません。
また、灯油は揮発性が高い部類ですが、カーペット下の鉄板まで浸透すると数ヶ月にわたって濡れた状態です。そのため、いつまでも臭いがすることになります。
これらの対処を行った後でも臭いが取れない場合は、専門のクリーニングサービスに相談することをおすすめします。
個人賠償責任保険で対応できる?

車内で灯油をこぼしてしまった際、対処が難しいと感じることがありますが、個人賠償責任保険を使って解決できる場合があります。
この保険は、他人の財物に灯油などをこぼし損害を与えた際に賠償金をカバーするものです。
自動車保険や火災保険に付帯していることが多いので、保険内容を確認しましょう。
ピカらくでは、保険会社とのやり取りからクリーニング作業までワンストップで対応しますのでご安心ください。
※保険が使用できるかどうかは、加入の保険会社にご確認ください。
保険適用できないからとあきらめないで!

保険適用できないからとあきらめないでください。
大事なお車だからこそストレスなく乗り続けてもらいたい、当社は徹底的に分解する洗浄だけではなく、金額に合わせた洗浄をしています。ご依頼者様が満足できる範囲であれば費用は安価にすむケースもございます。
まずは、当社へお困り事をご相談くださいませ!
■分解洗浄費用はこちら➡
出張で対応、当社へ持込での対応から選べます。

エリアにより異なりますが、当社本部、岐阜県、愛知県、千葉県、栃木県であればお持ち込みでの対応が可能です。
持込であれば出張費用も抑えられます。また、マンションなどにより電源の確保ができない場合は、発電機持ち込み料が発生するところ、お持ち込みいただければ費用を抑えられます。
お客様の都合により出張が良いか、持込が良いか選べます。
※持込は埼玉、栃木、岐阜県、愛知県、千葉県のみ可能
整備士による安心分解洗浄

当社(一部)は整備士が常駐しているため、シート、内張りの分解が必要な洗浄までご依頼していただくことができます。
資格の無い者が取り外すことは非常に危険ですが、当社はしっかりとした整備士の資格がある者が分解することにより大事なお車に万が一が起こりにくく安心してお任せすることができます。
※分解洗浄サービスは現在、埼玉、岐阜県、愛知県、千葉県、栃木のみとなります。
徹底的に洗浄することにより、臭いと汚れを根こそぎ落とすことができます。
分解洗浄の目安期間は2日~最大で6日ほどかかります。詳しくは当店までご連絡くださいませ。
※分解洗浄目安の費用は以下になります。
※分解洗浄は持込のみ可能。
(全て税込)
■軽自動車
¥50,000~
■普通車2列
¥70,000~
■ミニバン・大型SUV
¥100,000~
一見、費用は高額にみられますが、クリーニングをあきらめ、中古販売する場合には浸水被害に合ったお車は、水没扱いとされ、査定に大きく響くこととなります。場合によっては買取り不可または鉄くずとしての値段のみでの買取価格となることもあります。
そのため、あらためてお車を購入することは費用対効果としてはあまり望ましくない結果になるかもしれません。
もちろん、壊れている場合はクリーニングは無意味となります。
修理の必要のないお車であれば、汚れ、臭いを除去していただいた方がはるかに費用対効果が優れていると思います。
※上記金額は、2日お預かりした場合の作業費用となります。
2日作業、3日目にお渡しとなります。
ひどい臭いは洗浄後に臭い戻りが起きます。その場合は改めた洗浄➡除菌➡乾燥を繰り返す必要があるため、以下の費用が追加で発生いたします。
※1日延長しての洗浄は車種サイズ関係なしに1日延長毎に¥10,000が発生します。
最長で6日のお預かり7日目にお渡しとなります。
※6日お預かりし洗浄を繰り返しても取り除けない臭いや汚れは部品交換となり、これ以上の洗浄は当社では無理と判断をいたします。汚れや臭いの程度により6日より前に判断をしお客様へお伝えすることもございます。
部品交換は各メーカー、ディラー様へお客様ご自身でご相談していただくことになります。
当社で部品のお取り寄せなどは現時点ではしておりません。
※一部エリアのみ対応可能です。
車内の清掃を行うべき理由

車内の汚れ、においを放置することには以下のデメリットがありますので、適切に対処することが推奨されます。
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健康を害する恐れ
外部から侵入した菌、ウィルスが大量に車内に侵入し、さらに車内環境は菌が繁殖しやすいため、肌のかゆみや感染症を引き起こす可能性があります。
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においが車酔いの原因になる可能性
車内のにおいが自律神経に影響を与え、特定の人にとっては車酔いの原因になることがあります。車酔いしやすい同乗者がいる場合には特に注意が必要です。
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車の売却時に査定額が低下する可能性
車内の汚れや悪臭が残っていると、将来的に車を売却する際に査定額が下がる可能性があります。定期的な掃除やクリーニングを行うことで、査定額の低下を防ぐことができます。
これらの理由から、車内の汚れ、においは放置せず、適切な対策を行うことが重要です。
A:ファブ〇ーズなどの市販の消臭剤は、香料で臭いのもとを包み込むマスキング方法を採用している場合が殆どで、一時的に臭いを隠していることとなります。
その為、根本的な解決には至らず、むしろ嘔吐臭と芳香剤が混ざりあって余計に匂いが酷くなるケースも考えられるのでおススメはしておりません。
A:お任せください。消臭することはできます。ただ、どうにもならない箇所に入り込んでしまうこともごく稀にあります。そういった場合は若干の臭いが残ってしまうこともございます。
A:ピカらくは通常料金内で嘔吐(ゲロ)粗相の対応をしていますので、どこよりもご利用しやすい料金です。高くなることはございません。
お任せください。消臭することはできます。ただ、どうにもならない箇所に入り込んでしまうこともごく稀にあります。そういった場合は若干の臭いが残ってしまうこともございます。
A:お任せください。無臭近くまで取り除くことができます。ただし、エアコンダクト内は洗浄することが困難であるため、当社クイックエバポレーター洗浄を追加していただくことをおすすめいたします。
A:当社は1席(シート)からご依頼可能です。約1時間で乾燥できますので、すぐに乗車することができます。
A:もちろん可能です。天井のみのクリーニングもいたします。作業時間はおおむね1時間となります。
A:もちろん可能です。ただし、追加で害虫駆除台が¥10,000~(お見積り)となります。
当社は放置車両、ゴミ車両も洗浄をいたします。その際に分解が必要となった場合も別途分解費用をいただけましたら対応はできます。※当店持込のみ対応。
A:作業内容、時期にもよりますが、基本当日に乾燥をしております。ただし、雨や寒冷地域、冬などは乾燥にお時間がかかりますため、1日では乾燥ができない場合がございます。
その場合は、簡易シートをお渡しいたしますので、それを引いてご着席ください。